鋳物のまごころが日本の産業を支えます
鋳物案内
 ■ 主要製品名
 繊維機械部品 建設機械部品 工作機械部品 プレス機械部品
 自動車部品 油圧機械部品 産業機械部品 上下水道関係部品
 ■ 得意とする加工内容
 手込造型による多品種少量生産品への対応
 大物、小物製品生産などフレキシブルに対応
 機械造型による量生産品への対応
 設計から鋳造、機械加工、アッセンブリ加工まで対応
 ■ 鋳物が出来るまで

1 工程設計

製造個数や納期、材質特性、形状、寸法精度などの条件に応じて、模型や鋳型の種類、造型方法などを検討(鋳造方案)します。

2 鋳型製作

寸法許容差、コスト、溶湯金属の凝固収縮などを考慮に入れて製品の模型を作り、それを基に鋳型を製作します。鋳型には砂粒に粘結剤や添加剤を加えた鋳物砂を用い、製品の数量により造型法が選択されます。

3 溶解

必要な化学組成を持つように配合した材料をキュポラはコークス、高周波・低周波誘導炉は電気を用いて溶かし、高温度の溶湯金属を作ります。溶湯金属の品質維持のために、溶解炉の管理は重要な役割を果たします。

4 鋳込み

鋳型に溶湯金属を流し込みます。温度や注湯速度は製品の形状に応じて調節します。鋳込み後は溶湯金属が凝固冷却してから砂型より取り出されます。

5 鋳仕上げ

鋳型から鋳物を取り出し、ショットブラストなどで表面の砂を落とします。さらに製品に不要な湯口、湯道などを除去し、錆止め塗装などを施して製品に仕上げます。

6 検査と試験

不良品のチェックに加え、鋳物の外観や寸法、組織、材質などが図面指定を満足しているかを各種試験・検査機械器具(超音波深傷試験器、硬度計、衝撃試験機など)を用いて入念に調べます。

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